Caferi fuji
街角の異国、心やすらぐひととき
県道33号の一角に、まるでヨーロッパの街角を切り取ったようなカフェがあります。 その名も「Caferi fuji(カフェリ・フジ)」。 創業57年、レトロな木造建築、オレンジの照明が美しい建物は、まるでビバリーヒルズやサンフランシスコに足を踏み入れたような感覚に包まれます。
店内のデザインは、オーナー・山本悦子さんが自ら手掛けたもの。世界各地を旅して集めたアンティークなインテリアの数々が、空間全体に彩りを加えています。 午前中はクラシック、午後はジャズのBGMが流れ、一つ一つの席から見える景色が異なるのも魅力です。
メニューは、香り豊かなコーヒー、紅茶、中国茶、抹茶と種類豊富。特にコーヒーは、温度や時間にこだわり専用に作られた焙煎豆と、透き通った地下水を使用し、香りと深みにこだわった一杯が楽しめます。 「Caferi fuji」には、地元のご年配の方から若者まで、幅広い世代のお客様が訪れます。
お年寄りには懐かしさを若者にはレトロな新しさを提供し、誰もがゆったりとした時間を過ごせる暖かな雰囲気が漂います。 山本さんの「心と身体を一致させて、毎日を前向きに生きることを大切にしたい」という想いは、お店の空間、接客、そして一杯のコーヒーにも込められています。