じねんじょの里
〝野菜のメッセージ〟を伝えるレストラン
有限会社大地が経営するレストラン「じねんじょの里」は、一代目店主の生沼さんが「身土不二」という言葉に魅せられたのをきっかけに、21年前にオープンしました。「野菜の美味しさを伝えることができないか」をコンセプトに、レストランを開店する前に、畑づくりを3年間かけて行ったそうです。
当時は集客に苦労しましたが、インターネットの普及により徐々に遠方からのお客様も増えたといいます。 植物が有害なものから身を守るために作り出した成分「ファイトケミカル」は、旬の時期に力が強くなるそうです。だからこそ、お店では朝に採れたばかりの旬の野菜を提供することにこだわります。特におすすめなのが「禅の心の野菜料理 本日の野菜セット」。
野菜そのものの美味しさを発見できるメニューです。 お料理を食べたお客様から感謝の手紙をいただいたこともあるそうで、生沼さんは「お客様が料理に感動してくださり、心が通じ合ったと実感できた時、とても嬉しい」と語ってくださいました。 現在は娘の工藤さんが会社を継ぎ、二代目店主として奮闘されています。これからはお店を通じて、食の大切さ、有機野菜の美味しさ・安全さを特に若い世代に発信していきたいそうです。